人と人ならざるものの混血である主人とその従者を中心とした
彼らの日常の中での様々な交わりや関わりのお話。短編中心。




◆世界観◆
舞台は交易の盛んなとある海に囲まれた国。イメージとしては19世紀イギリス。
純血・混血・魔女が暮らす国で、交易により様々な文化が古くから交わっている。
近代的な機械類はないけれど、様々な技術発展がみられ蒸気機関もあれば電気技術もある。
豊かだけれど、自然との調和も忘れていない 小さな国が舞台。


◆混血について
混血はそれぞれの血筋に混血である名残や特殊なしきたりが存在する。
名残は主に身体的特徴であり、はっきりでる血筋もいれば
名残自体が見られない血筋もある。
また、混血は「呪い」を黒い靄として目視することができる。理由は未だ不明。
ここでいう呪いは周りの人間により呪いだと判断されたもの。



◆魔女について
魔女とは森と精神的なつながりを持ち、森に住み続ける女性のことを指す。
医術や薬学の知識を持ち、占いを得意とする。
魔女として森に住めるのは女性のみだが結婚はできる。ただし森から出ることはできないため一緒に住むのは不可能。
森とのつながりを持つことで体内での時間の経過がゆっくりとなり、長い時を生きることが出来るため見た目よりも長く生きている。



◆主従制度◆
古くからある主従制度がまだ根強く残っていて従者育成のための訓練校がある。
多くの従者はそこで5年間過ごし知識、教養、作法、技術を高める。
従者は使用人とは違い、常に主人の傍で主人のために働く人たちのことを指す。








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